Nobel Prize Dialogue
浅川 智恵子 – Chieko Asakawa
1985年日本IBMに入社、2009年IBMフェローに就任。工学博士。2014年よりカーネギーメロン大学客員教授を兼務。2018年米国IBM TJ ワトソン研究所に転籍。現在はAIスーツケースの開発を推進。2021年より日本科学未来館 館長を兼務。
有村 俊秀 – Toshi H. Arimura
東京大学卒業。筑波大学修士。ミネソタ大学Ph.D.。専門は環境経済学。上智大学教授、文部科学省学術調査官、パリ政治学院及びジョージメーソン大学客員研究員、環境経済・政策学会会長、政府で環境関連各種委員を歴任。環境科学会学術賞、市村清新技術財団・地球環境学術賞等受賞。
ジョセフ・R・エッカー – Joseph Ecker
ジョセフ・エッカー氏は、ペンシルベニア州立大学で微生物学博士号を取得。スタンフォード大学でのポスドクを経て、ペンシルベニア大学教授に就任。2000年に教授としてソーク研究所に着任。また、2011年よりハワード・ヒューズ医学研究所研究員。
江間 有沙 – Arisa Ema
東京大学で博士号(学術)取得後、京都大学白眉センター特定助教、東京大学未来ビジョン研究センター特任講師等を経て、2023年より現職。AI・ロボット工学と社会の関係を研究。国連のAIに関する諮問委員会メンバーであり、OECDの 専門家グループにも参画。
Nobel Prize laureate
アンドリュー・ファイアー – Andrew Fire
カリフォルニア州サンタクララ郡出身。カリフォルニア大学バークレー校、マサチューセッツ工科大学、ケンブリッジ大学で学ぶ。カーネギー研究所(1986年~2003年)とジョンズ・ホプキンス大学勤務を経て、2003年よりスタンフォード大学医学部病理学、遺伝学教授。2006年ノーベル生理学・医学賞を受賞。
古澤 明 – Akira Furusawa
東京大学工学部物理工学科卒業、同大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了後、ニコン入社、2000年より東京大学工学系研究科物理工学専攻助教授(のち准教授)、2007年より同専攻教授。2016年秋の紫綬褒章受章。令和 3(2021)年 4月 理化学研究所 量子コンピュータ研究センター・副センター長
波多野 睦子 – Mutsuko Hatano
1983年より日立中央研究所にて、特にパワーデバイスの研究開発に取り組む。1997年から3年間UCバークレー校で客員研究員。2010年より東京工業大学にてダイヤモンド量子センサの研究に従事。総合科学技術・イノベーション会議議員(兼任)、応用物理学会元会長、文部科学大臣表彰。
石黒 浩 – Hiroshi Ishiguro
大阪大学大学院基礎工学研究科教授(大阪大学栄誉教授)、ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)、ムーンショット型研究開発制度プロジェクトマネージャー、大阪関西万博EXPO2025テーマ事業プロデューサー、AVITA株式会社代表取締役。
川合 眞紀 – Maki Kawai
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。現在は、自然科学研究機構 機構長(2022年 - )、科学技術振興機構研究開発戦略センター センター長(2024年 - )および日本学士院会員。
東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員。2017年紫綬褒章を受章、2021年文化功労者に選出。
馬奈木 俊介 – Shunsuke Managi
国連「新国富報告書」代表、経産省産業構造審議会臨時委員、環境省中央環境審議会臨時委員、第25期日本学術会議会員。日本学術会議「サステナブル投資による産業界のインパクト」代表などを歴任。
松尾 豊 – Yutaka Matsuo
2002年東京大学大学院博士課程修了。博士(工学)。スタンフォード大学客員研究員を経て、2019年より東京大学大学院工学系研究科教授。専門分野はAI(人工知能)、深層学習、ウェブマイニング。
Nobel Prize laureate
スバンテ・ペーボ – Svante Pääbo
スヴァンテ・ペーボ氏はスウェーデンのウプサラで育ち、ウプサラ大学で博士号を取得。ドイツ・ライプツィヒのマックス・プランク進化人類学研究所所長と日本の沖縄科学技術大学院大学教授(アジャンクト)を兼任。
Nobel Prize laureate
ウィリアム・D・フィリップス – William D. Phillips
1970年ジュニアタ・カレッジ卒業(物理学専攻)。1976年マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号取得後1978年までポスドク。同年米国立標準技術研究所(NIST)入所。メリーランド大学特別教授を兼任。
アダム・スミス – Adam Smith
ノーベル・プライズ・アウトリーチのチーフ・サイエンティフィック・オフィサー。研究と学術出版の経験を持つ。
杉野 剛 – Tsuyoshi Sugino
独立行政法人日本学術振興会理事長。文部科学省研究振興局長(2020-2021年)、国立文化財機構常務理事(2017-2020年)、国立教育政策研究所長(2016-2017年)などを歴任。
竹山 春子 – Haruko Takeyama
1992年東京農工大学工学研究科物質生物工学修了。博士(工学)。2007年より早稲田大学教授。2020年よりムーンショットプログラムプロジェクトマネージャー、2023年よりJST先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)バイオ分野のプログラムオフィサー、日本学術会議会員。
ジュリーン・ジーラス – Juleen Zierath
ジュリーン・ジラース氏は、カロリンスカ研究所臨床統合生理学教授である。糖尿病患者の体内で阻害されるインスリンシグナル伝達経路の重要なステップを解明した。
山極 壽一 – Juichi Yamagiwa
総合地球環境学研究所 所長
1952年東京都生まれ。
京都大学理学部卒、理学博士。京都大学大学院理学研究科教授を経て、2020年まで第26代京都大学総長。人類進化論専攻。アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。国際霊長類学会会長、日本学術会議会長を歴任。
Nobel Prize laureate
吉野 彰 – Akira Yoshino
1972年京都大学大学院修士課程修了後、旭化成入社。1980年代リチウムイオン電池を発明し、実用的なプロトタイプを完成した。この電池は携帯電話から電気自動車まで幅広く用いられ、情報化社会とクリーンエネルギーの普及に貢献。2019年ノーベル化学賞を受賞。
Nobel Prize laureate
アダ・ヨナット – Ada Yonath
専門はタンパク質の生合成、そしてこの課程を妨げる抗生物質、さらには生命の起源。1970年代に、イスラエル初の構造生物学研究所を設立。 同時に、1986年から2004年の間にはハンブルク(ドイツ)のマックス・プランクリボソーム構造研究ユニットを指揮した。