Nobel Prize Dialogue

Ada Yonath

専門はタンパク質の生合成、そしてこの課程を妨げる抗生物質、さらには生命の起源。1970年代に、イスラエル初の構造生物学研究所を設立。 同時に、1986年から2004年の間にはハンブルク(ドイツ)のマックス・プランクリボソーム構造研究ユニットを指揮した。

タンパク質生合成、タンパク質合成を阻害する抗生物質、リボソームの変異に関連するヒト疾患、生命の起源を研究。ワイツマン科学研究所(WIS)キールマンセンター生体分子構造部門長。WIS教授。WISで博士号取得後、カーネギーメロン大学、マサチューセッツ工科大学、シカゴ大学でポスドク。1970年代にイスラエル初となる構造生物学ラボをWISに創設。同ラボはほぼ10年の間国内唯一の構造生物学ラボであった。WISでの研究と並行して、1986年から2004年までドイツ、ハンブルクのマックス・プランク研究所でリボソーム構造の研究部門を指揮。米国科学アカデミー、英国王立協会、イスラエル科学・人文アカデミー、ドイツ国立学術アカデミー・レオポルディーナ、ローマ教皇庁科学アカデミー(バチカン)、日本学士院、韓国科学技術アカデミー、イタリア国立科学アカデミー等に所属。世界45以上の大学から名誉博士号を授与される。イスラエル賞、ハーヴェイ賞(2002)、マスリー賞、パウル・カラー・ゴールドメダル(2004)、ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞(2005)、ウルフ化学賞(2006)、ロレアル・ユネスコ女性科学賞、アルベルト・アインシュタイン世界科学賞(2008)、ノーベル化学賞(2009)はじめ受賞多数。

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