2025 Tokyo

THE FUTURE OF LIFE

Nobel Prize Dialogue

Fraser Stoddart

有機化学、ナノテクノロジー、不斉触媒を専門とする。分子マシンの研究でノーベル賞受賞。

ベン・L・フェリンハ氏はハンス・ワインバーグ教授による指導の下、オランダのフローニンゲン大学で博士号を取得。研究員としてオランダと英国のシェルに勤務した後、フローニンゲン大学講師を経て1988年に同大学教授、2004年にヤコブス・ファント・ホッフ分子科学特別教授に任命される。アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員に選出されており、オランダ王立芸術科学アカデミー会員でもある。

2008年、オランダ王立芸術科学アカデミーのアカデミー・プロフェッサーに就任。同年、オランダ女王よりナイトの称号を授与される。ケルバー欧州科学賞(2003)、スピノザ賞(2004)、プレローグ・メダル(2005)、アメリカ化学会ノーリッシュ賞(2007)、パラケルスス・メダル(2008)、キラリティーメダル(2009)、王立化学会有機立体化学賞(2011)、フンボルト賞(2012)、名古屋メダル(2013)、アメリカ化学会コープ・スカラー賞(2015)、ソルベイ未来化学賞(2015)、アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・ホフマン・メダル(2016)、2016年ノーベル化学賞、テトラへドロン賞(2017)、欧州化学会ゴールドメダル(2018)など多数受賞している。2019年、欧州研究評議会メンバーに選出される。

フェリンハ氏の研究分野は、立体化学、有機合成、不斉触媒、分子スイッチと分子モーター、自己集合、分子ナノシステム、光薬理学などである。

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